猫とワタシ

ヨガのある暮らし ーCalm Oneself Yoga-

Calm Oneself  自分自身が穏やかになること。 そんな思いで、京都・宇治・城陽でいろんなヨガ教室を主宰しています。 自分に気づくヨガとの出会い。 ヨガは生きることそのものです。 そして、 我が家の猫たちが、一番の私のヨガの師匠。  猫の話も少しだけ。

この記事のみを表示する聴覚言語障害センター・ヨガ  2017 11月

聴覚障害センター・ヨガ



毎月第4火曜日が聴覚言語障害センターでのヨガの日です。

毎回担当の山本さんが、その日のいろんなことを考えてメンバーを決められます。

退寮される方、家庭環境や仕事の環境、体調、気分の状態など、いろんな諸事情があります。

今回も、山本さんはどうしても参加しないといけない会議があるため、不在。
ということは手話・通訳なし。
前回の経験も踏まえ、いけると判断。


参加者 3名

20代 女性
50代 男性
40代 男性

参加される皆さんは、聴覚障害だけではなく、何らかの知的、精神的などにも障害を抱える重複障害者の方です。

担当者は、それぞれの日頃の様子、性格、障害の状態など、いろんなことを考慮して、その日の参加される方を決め、話し合われます。

50代の男性の方は、身長170センチ、ついに体重は100キロを超えてしまい、呼吸するだけでしんどそうです。
40代の男性は物静かで穏やかな方で皆勤賞です。
20代の女性は時々はにかんだような笑顔がチャーミングです。

最初は椅子ヨガで。
誰もが無理なく、そして、しっかり体と呼吸に意識を向けることができます。

ハンド・イン・アンド・アウト・ブリージング
ハンズ・ストレッチ・ブリージング
アンクル・ストレッチ・ブリージング
ムクタ・アーサナ
アイソメトリック・パシチマ・ターナ・アーサナ・ブリージング
ダヌル・アーサナ
腹式呼吸
シャバ・アーサナ
内観瞑想

最後はまた、筆談で自分に向き合われたことを教えていただきました。
3名とも、心に残る内容でした。

終わってから、担当の山本さんにその内容をお伝えすると、思いもかけないこと、職員は誰も知らないことで、あらためて、人の心を理解することの難しさを教えられました。

こちらが相手の思いを勝手にこうだろうと思っていることがよくあります。
健常者、障害者にかかわらず、誰にでも言えることです。

すべての基本は、相手に訊いてみるということです。
自分で勝手に決めつけることはお互いの理解に何の役にも立ちません。
自分の思い込みに気づくだけです。

今年もたくさんの学びがありました。
本当にありがとうございます。

来月は年末で休講です。

また来年、素晴らしい年になりますように。。。


合掌



スポンサーサイト

この記事のみを表示する聴覚言語障害センター・ヨガ 2017・10月  「世界一、好きな人」

聴覚障害センター・ヨガ



毎月第4火曜日が聴覚言語障害センターでのヨガの日です。

毎回担当の山本さんが、その日のいろんなことを考えてメンバーを決められます。

退寮される方、家庭環境や仕事の環境、体調、気分の状態など、いろんな諸事情があります。

今日は山本さんがどうしてもしないといけない事務仕事があるため、山本さん不在。
ということは手話・通訳なし。
大丈夫か???

山本さんいわく、「今までの経験があるから、全く大丈夫だと思います。」

その言葉を信じて。。。

参加者 2名
50代 男性
40代 男性

参加される皆さんは、聴覚障害だけではなく、何らかの知的、精神的などにも障害を抱える重複障害者の方です。

担当者は、それぞれの日頃の様子、性格、障害の状態など、いろんなことを考慮して、その日の参加される方を決め、話し合われます。

50代の男性の方は、身長170センチ、ついに体重は100キロを超えてしまい、呼吸するだけでしんどそうです。

身振り手振りでお伝えしながら、進めます。

ハンド・イン・アンド・アウト・ブリージング
ハンズ・ストレッチ・ブリージング
アンクル・ストレッチ・ブリージング
ムクタ・アーサナ
アイソメトリック・パシチマ・ターナ・アーサナ・ブリージング
開脚のポーズ
飛行機のポーズ・バリエーション     今日、最も好評で素晴らしい完成度でした!
ターダ・アーサナ
腹式呼吸
シャバ・アーサナ

前半は椅子ヨガも交えて行いました。
途中、笑顔がこぼれたり、しっかりうなずいたり、言葉がなくても、通じ合うということを感じることができました。

40代の男性は、このセンターで2014年8月から、ヨガが始まって以来、一度も休まれたことがありません。
すべて参加されています。
だから、勝手に心も通じているように思っています。

今日は、お二人ともしっかり筆談ができることを初めて知りました。
最後の手段で、内観瞑想を筆談で伝えてみたのです。

「世界で一番好きな人は、誰ですか?」

50代 男性  お茶目な人なので、身振り手振りで、
インストラクターの私たち二人だと笑顔で答えてくれました。
また、またぁ~。。。

40代 男性  長い時間静かに熟考したのち、少し声が出て、答えてくれたのです!
そして、さらに筆談・文字で確認しました。
「中学の時の八木先生」

何とも言えないくらい胸があつくなりました。
どういっていいかわからない大きな感動をうけました。

人の数だけ、人生があります。

それは、かけがえのない最も尊いものだと痛感しました。

今日もありがとうございました。

合掌



この記事のみを表示する2017  3月 聴覚言語障害センター・ヨガ

聴覚障害センター・ヨガ



毎月第4火曜日が聴覚言語障害センターでのヨガの日です。

毎回担当の山本さんが、その日のいろんなことを考えてメンバーを決められます。

退寮される方、家庭環境や仕事の環境、体調、気分の状態など、いろんな諸事情があります。


参加者 3名
50代 男性
40代 男性
20代 女性

今回、初めて20代の女性が参加されました。
参加される皆さんは、聴覚障害だけではなく、何らかの知的、精神的などにも障害を抱える重複障害者の方です。
彼女も、ほとんど聴力は無く、重複障害の方です。
さらに、手話を交わしてコミュニケーションをとるにしても、わかる言葉数が非常に少ないということでした。

担当者は、それぞれの日頃の様子、性格、障害の状態など、いろんなことを考慮して、その日の参加される方を決め、話し合われます。

今日も、50代の男性の方が、身長170センチ、体重は100キロ近いということで、椅子ヨガの方が可能性が高く、初めて参加の女性も少しふっくらなので、前半全員で椅子ヨガをしました。

手話を交え、ヨガは進みます。
案外表情や身振り手振りで伝わることもたくさんあります。

腹式呼吸
シャバ・アーサナ

は、前回より深まっていることが認識できました。

椅子ヨガの方が手軽で、楽かと言えば、そんなこともありません。
ただ、今回は導入にとても適していたと思われます。

まず、椅子に腰かけた状態で、しっかり背筋を伸ばし、丹田に意識を持ち、下半身を安定させて座り続けようと思うと、相当腹筋を使います。さらに背筋も。。。
参加者の3名ともかなりの運動不足ということなので、椅子ヨガのアイソメトリックは、非常に効果的です。

初めての参加で、聴力もなく、理解するのも難しいことが多く、言葉の数も少ない状態で、いったいどこまでできるのか、担当の方にも全く想像できないことでした。

結果は、予想以上にできたのではないかと思います。
ただ、見てそれをまねていただけとは思えないのです。

身体に意識が向いているように感じられました。
こちらにも何かを伝えようとされていると感じました。

残念なことにそれが何なのか、わかりません。

だけど、ヨガの時間が終わり、合掌をした後、彼女の方から、握手を求められ、手を差し出されました。
もちろん、言葉はありません。
顔の表情もしっかりとした変化があったわけではありません。
だけど、だからこそ、その差し出された手を握った時、そして、握り返されたとき、
何と表現していいのかわからない感動がありました。

言葉はとても大切です。
しかしながら、言葉は嘘をつくことができます。

握り返された手には、ほんとの思いしかないように感じました。


今日もありがとうございました。


合掌




この記事のみを表示する      2017、 2月  聴覚言語障害センターヨガ

聴覚障害センター・ヨガ



毎月第4火曜日が聴覚言語障害センターでのヨガの日です。

毎回担当の山本さんが、その日のいろんなことを考えてメンバーを決められます。

退寮される方、家庭環境や仕事の環境、体調、気分の状態など、いろんな諸事情があります。

参加者 2名
50代 男性
40代 男性

参加される皆さんは、聴覚障害だけではなく、何らかの知的、精神的などにも障害を抱える重複障害者の方です。

担当者は、それぞれの日頃の様子、性格、障害の状態など、いろんなことを考慮して、その日の参加される方を決め、話し合われます。

今日は、50代の男性の方が、身長170センチ、体重は100キロ近いということで、椅子ヨガの方が可能性が高く、前半全員で椅子ヨガをしてみました。

手話を交え、ヨガは進みます。
案外表情や身振り手振りで伝わることもたくさんあります。

腹式呼吸
シャバ・アーサナ

は、ゆっくり寝た状態、立膝の状態など、一番体に負担がかからないよう話し合いながら、進めていきました。

途中、笑顔がこぼれたり、しっかりうなずいたり、言葉がなくても、通じ合うということを感じることができました。

椅子ヨガの方が手軽で、楽かと言えば、そんなこともありません。
最近、いろんな形で椅子ヨガをしていますが、ヨガを長年されている方でも、椅子ヨガの方がきつかったり、効果が高いと感じると言われることがよくあります。

まず、椅子に腰かけた状態で、しっかり背筋を伸ばし、丹田に意識を持ち、下半身を安定させて座り続けようと思うと、相当腹筋を使います。さらに背筋も。。。
それは非常に効果的でいいことですが、ずっとそのことを意識しようとしたら、普段そんな風に座っていないので、ただ座って姿勢を正すだけで、相当しんどいのです。

案外、椅子の背もたれを持ってのねじりのポーズも、床マットで行うより、きつく感じます。
椅子のおかげで、かなり捻じることができるのです。

参加者の方の意欲が高く、やりすぎないように注意しなければなりません。
特に今日参加のお二人は、ものすごく前向きで、真剣なまなざしで見つめられるので、私もじっと目を見て、そして、そのまなざしが強くなり過ぎないようこころします。

特に、わざわざ優しくとか思う必要はありません。
心の中がこの場にいるだけで、あたたかくなり、否が応でも、まなざしは優しくなります。
それは自分で気づいたのではなく、一緒に指導していただいるH先生から教えていただきました。
そのことを聴き、さらに、このヨガをしている大きな意味を感じます。

生きるということを肌で感じることができるのです。



今日もありがとうございました。

合掌



この記事のみを表示する聴覚言語障害センター・ヨガ 2016.11月

聴覚障害センター・ヨガ



毎月第4火曜日が聴覚言語障害センターでのヨガの日です。

毎回担当の山本さんが、その日のいろんなことを考えてメンバーを決められます。

退寮される方、家庭環境や仕事の環境、体調、気分の状態など、いろんな諸事情があります。

参加者 2名
50代 男性
40代 男性

参加される皆さんは、聴覚障害だけではなく、何らかの知的、精神的などにも障害を抱える重複障害者の方です。

担当者は、それぞれの日頃の様子、性格、障害の状態など、いろんなことを考慮して、その日の参加される方を決め、話し合われます。

今日は、50代の男性の方が初めての参加でした。
もちろん、ヨガも初めてです。

身長170センチ、体重は100キロ近いということで、ご自身でも運動不足を感じられていました。

手話を交え、ヨガは進みます。
案外表情や身振り手振りで伝わることもたくさんあります。

ハンド・イン・アンド・アウト・ブリージング
ハンズ・ストレッチ・ブリージング
アンクル・ストレッチ・ブリージング
ムクタ・アーサナ
アイソメトリック・パシチマ・ターナ・アーサナ・ブリージング
スタンディングのラクダのポーズ
開脚のポーズ
ターダ・アーサナ
腹式呼吸
シャバ・アーサナ

途中、笑顔がこぼれたり、しっかりうなずいたり、言葉がなくても、通じ合うということを感じることができました。

今回もまた、大きな学びがありました。
いかに呼吸が難しいかということです。

生まれて初めて自分の呼吸に意識を向けられました。
呼吸が常に荒く浅く早いのです。

腹式呼吸ももちろん難しいですが、動作と呼吸を合わせるということが、至難の業でした。
そのことに大きな気づきがありました。

聴覚障害というのは、自分の意思が伝えにくく、また、相手の意思も正確にわかりづらいし、すれ違いや誤解が生まれやすい。ただ、話すということがこんなにも難しい。ストレスが計り知れません。

それでも、参加者の方の意欲というものは、ひしひしと感じられるのです。
特に今日参加のお二人は、ものすごく前向きで、真剣なまなざしで私と向き合っておられます。

いろんな体の声を聴かれたようでした。

聴く。

耳では聴くことができないとしても、自分の身体の声を聴くことができるのです。

大きな感動を与えていただけました。

今日もありがとうございました。

合掌