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幼児虐待という悲劇

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内容紹介
恋愛体質のキャバクラ嬢は客として出会った男に、のめり込んでいく。一方、結婚を迫られていた女の元に、女優としてドラマに出るチャンスが。さらに、ラブホテルの清掃員の元に謎めいた男が現れ……。三人の女を繋ぐ、幼児置き去り餓死事件の真実とは?

こんなことがあるのだろうか?
いや、これは小説だから、もちろん事実ではないのだけれど、非常に現代社会の問題点に踏み込んだ小説で、事実をもとに描かれているのか?と思わずにはいられない。

さらに誰もが知っている「ピーターパン」の物語。
その本質は非常に恐ろしい。ということも示唆している。

「ピーターパン・シンドローム」を定義したアメリカの心理学者ゲイ・カーリーは、これに関係する、『ウェンディ・ジレンマ』という、女性側の心理傾向も指摘している。

そのこともうまく取り込んで、一度読みだしたら、途中でやめることができなかった。
虐待のニュースが毎日報道されているが、自分のすぐそばでも起きていることかもしれない。
さらに、誰もが一歩間違えば、犯してしまうものなのか。

自分が大人すぎる年齢になり、自分の子供たちも充分大人と言える年齢になった。
しかし、実年齢と精神年齢は必ずしも一致しない。
声を大にして言いたい。
精神年齢は大人にならないと本当の魅力はない。

少年のような、いつまでも子供っぽい男性は魅力がある。
それは、大人なのに少年のままではない。
少年のような。。。そんな感性を残した大人だからこそ。

ほんとの意味で大人になれたら、虐待はない。
自分より弱いものは慈しむものだから。

子供の年齢なのに、大人にならずには生きていけないウエンディは哀しい。
自分は何も悪くないのに、自分を責める。
そんな子供がこの世に一人もいなくなるのは永遠に不可能なことなのか。

私って子どもでしょ??
なんて、自慢げにいう歳の重ね方はしたくないと強く思う。

できることなら、自分の近くのそして関わる人々を踏みつけるような生き方はしたくない。

ほんとのやさしさは必ず大人として相手を尊重し、強い気持ちから生まれる。
それは、相手に依存したり、相手の顔色を窺がうのとは正反対の位置にある。

そんな風に自分の子供たちは育ってくれただろうか。

誇りという大切な気持ちを伝えることが出来ただろうか。

たくさんのことを考えさせられた小説だ。

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