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Calm Oneself  自分自身が穏やかになること。 そんな思いで、京都・宇治・城陽でいろんなヨガ教室を主宰しています。 自分に気づくヨガとの出会い。 ヨガは生きることそのものです。 そして、 我が家の猫たちが、一番の私のヨガの師匠。  猫の話も少しだけ。
2018年10月19日 (金) | 編集 |
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内容紹介
在宅医療を知る医師でもある著者が描く迫力満点の認知症小説。
老い衰える不安をかかえる老人、
介護の負担でつぶれそうな家族、
二つの視点から、やっと見えてきた親と子の幸せとは?
現実とリンクした情報満載の新しい認知症介護の物語。

医師、家族、認知症の本人の
それぞれの切実な“不都合な"真実を追いながら、
最後にはひと筋の明るいあたたかさのある感動の長篇小説。

「老乱」
久坂部 羊


久坂部氏の著書は大好きです。
医師という立場から、現実から目を背けず、タブーともいえる事柄に取り組み、小説に仕立てるという凄業です。

今回もタイムリーな内容でした。

事実なのか??
と思うほどです。
医師の立場からの視点。

この小説では、認知症本人の思いも語られている点が秀逸です。
もちろん、想像ではありますが、たくさんの症例を観たうえでのことなので、納得します。

認知症は治らない。
絶対的な事実です。
いつだれがなるかもわからない。

介護者、身内の者の苦しみは計り知れません。
到底きれいごとでも済まされません。
だけど、
認知症本人もなりたくてなったわけでもなく、なった後も、苦しいに違いありません。
とんでもない症状だとしても、本人にしかわからない理由や苦しみがあるに違いありません。

長生き。
健康寿命と平均寿命の大きな開きには愕然とします。
健康寿命でも、もう十分長生きのように思います。
長生きって、しあわせで無条件に誰もが目指すものなのでしょうか?

私にはわかりません。

もちろん、自分の寿命は自分で決められませんから、死ぬその時まで、生きるしかありません。
それでも、長生きがいいことという風潮はもう要らないように思います。
ほんとは誰しもそう思っているのではないでしょうか。
寿命を延ばす医学も要りません。

進歩って、なんだろう?

いつも大きな疑問にぶつかるのです。


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