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Calm Oneself  自分自身が穏やかになること。 そんな思いで、京都・宇治・城陽でいろんなヨガ教室を主宰しています。 自分に気づくヨガとの出会い。 ヨガは生きることそのものです。 そして、 我が家の猫たちが、一番の私のヨガの師匠。  猫の話も少しだけ。
2018年11月09日 (金) | 編集 |
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内容紹介
滝口悠生氏推薦!
「カレーのおいしい喫茶店にははずれはない。そこにはいくつもの物語を通り過ぎてきた客や店主が待っていて、席に着けばすぐに小説がはじまる」
あの頃の、奇跡のような「日常」がここにある。
男と男/男と女を巡る7つの物語――

【収録作品】
ほろり、泣いたぜ」「ピーばかり食うな」「くわえ煙草とカレーライス」「青林檎ひとつの円周率」「春はほろ苦いのがいい」「大根おろしについて思う」「遠慮はしていない」

間違いかと思い、何度も見たが、
2018年6月30日 初版発行
となっている。

今年発行されたということだ。

片岡義男さんは、今年確か79歳。
この表紙と題名から見ても、30年以上前の彼の小説と同じ雰囲気を醸し出していることがわかる。

読んでみると、期待を裏切ることなく、そのまんまだった。。。


私は20代の前半、それはそれは、片岡義男の著作を読んだ。
赤い背表紙の文庫本をいつも手にしていた。
一冊ずつ買い揃える度に、まるでいい女に成長するような錯覚を覚えた。

彼の小説には、いつもこんな人いる?・?・?
っていうくらいの美人で素適な女性と
かっこよくて車の運転がうまい余裕のある男性が登場する。

その軽快で小気味いいセリフが繰り返される場面に遭遇し、あたかも自分がその登場人物のように思う。

小説のストーリーで胸が締め付けられたり、深く感動することは無いのに、
読まずにいられないときがあった。

その文章がそのまま蘇る。

79歳って、どう?

私も人のことを言える立場ではなく、そのまま59歳になっている。


ということは、私が20代の頃、彼は40代だったんだ!

現代では、「くわえ煙草」は、NGとなってしまった。

カレーライスの美味しいお店は今も人気だろう。


時代が流れて、小説で、その昔に引き戻され、何とも言えない気持ちを味わうことが出来るとは思っていなかった。


昔昔、20代に憧れた大人の落ち着いた女性になれたのだろうか。。。


片岡義男がまた、
そのことを教えてくれようとしている。



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