京都市立の高校という教育現場でヨガの時間
2021年06月23日

今年4月に京都市立京都奏和高等学校が開校されました。
この学校は今までにないコンセプトで、従来の定時制という概念を覆し、学校に登校するにあたり、困りごとのあった生徒を対象に独自の教育方針を掲げ、すべての生徒に学ぶことはもちろん、社会に出て生きていくこと、今の自分にできることの可能性を広げるという素晴らしい教育現場が誕生したのではないかと思います。
そしてこの学校は、京都市立 公立の高等学校であるということに意義を感じます。
校舎も新しく、おしゃれで非常にきれいで気持ちのいい空間です。
この学校の立ち上げの時から、私が理事を務めています一般社団法人KYOTO YOGAは、ご縁をいただき、何回も京都市教育委員会の皆様とミーティングを行い、学校の学びの時間に、ヨガを取り入れていただけることになりました。
本当にうれしいことで、感謝しています。
授業にすることは到底できませんが、「奏和タイム」という時間の中で、単会ではなく、年間を通して、クラスを継続することになりました。
画期的なことだと思います。

自由参加 あくまでも生徒の意思で参加したい人はどうぞ。
というクラスですので、参加者がゼロという可能性もありました。
ところが、第1回 15名ほどの参加がありました。
大変、うれしいことです!

先生方も何名か参加いただきました。
生徒の皆さんは、全員がヨガが初めてということでした。
約1時間、今回はいすヨガを行いました。
自分の呼吸に意識を向けること
ゆっくり鼻呼吸をすること
身体に意識を向けながら、ポーズをしてみること
自分の身体の状態を知ること
最後は呼吸を整て、静かに目を閉じて座ること
またこの体験の感想を聞くのも楽しみです。
早速、奏和高等学校のHPに記事がアップされています。下記をクリックして、覗いてみてください。
奏和タイム ヨガ体験
高校は、大学の予備校ではありません。
高校は、独自のその時しか経験できない貴重な時間のひとつです。
誰もが自分を大切に、自分らしく生きていける世の中であってほしいです。
その前に、まず、ひとりひとり自分が自分をこれでいいと受け入れ、好きになり、生きていくことで、世の中もそうなっていくように思います。
そんな壮大な思いを込めて、「奏和タイム リラックス・ヨガタイム」をこの1年間、続けていきたいと思っています。
ありがとうございます。
合掌
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